公益財団法人日本大正村

大正村について

街並みも人情もふくめて日本大正村

過去の一時代を、一つの町が内容的に持つという試みは、かってどこにも例を見ません。
古い建造物、街道、家並みの保存の例は各地にありますが、これは大正という年代の包蔵する生活文化、思いやりの心をベースにしたもので、単に明智町だけの大正村でなく、日本人みんなの大正村であります。

町の有志がボランティアで、町の活性化のために取り組み、いろいろな事情を克服しながら活動し、また行政もこれにタイアップして進めています。大正村は大正のイメージと心、そして人々の郷愁をこの町に留めるといった、いわば物質的なものより精神的な要素が強く、日本中の人達がその時代を偲ぶメッカとなることを究極と考えています。

大正村役場、大正村資料館ほか、大正の文化に関する資料の収集や展示を整備し、総ての人達が大正の風情にひたれる環境をつくるために努力しています。 情報化の激しい波が押し寄せるこの時代にあって、静かな山あいの町、明智町は、製糸を地場産業として栄えた大正の頃の姿そのままに、風俗、建物をはじめ、生活文化そして人情や自然にいたるまで大正のた たずまいを残しています。
日本大正村は、ただ古い物を集めて見せるのではなく、人々の生活が息づく中で「大正」を感じてほしい、町ぐるみ大正の博物館です。

日本大正村イメージキャラクター

ロマンちゃん

イメージキャラクターロマンちゃん 日本大正村 大正ロマンちゃん

2011年の大正100年を機に全国に大正村キャラクターを募集し、県内外から61点の応募がありました。審査の結果、土岐市土岐津町の市川昌吾さんの「大正ロマンちゃん」が選ばれました。
ロマンちゃんは、大正時代のかわいらしい女子学生をモチーフに誕生しました。
大正村のイベントのPRに活躍。矢がすりの着物にカンカン帽をかぶった女の子のキャラクターで、愛称は「ロマンちゃん」。